私たちを苦しめる、慢性的なコリや痛みは、体の深い所から発生していることが多いものです。体の内部に溜まった老廃物や酸素不足、コリや痛み、こうした原因を解消するには、体の内部を直接刺激し、血行を促進する必要があります。
そこで効果的なのが干渉波による通電です。奥深くまで達する、高い周波数の電流で、血行を促進して、頑固やコリや痛み・疲れをほぐし、さらに末梢神経麻痺の緩和にも効果的です。
肩こりや神経痛、腰や関節の痛みなどで悩まれている方、是非一度お試し下さい。
高い周波数の電流を4つの電極から流し、電流が交わる広い範囲で、強く、深く、筋肉や神経を刺激します。腰や関節などの深い所の治療に効果的です。
従来からの低周波治療器(下の図)は、皮膚の表面から3~5mmまでしか効果が及びませんでしたが、干渉波(上の図)は、50~100mmの深部にまで浸透し、効果を発揮します。
●低周波とは
1902年、フランス人ルジュックにより開発された治療法です。片方の導子から、1~100Hzの電流を、体内の浅い所に流し、痛み・しびれを取る、というものです。
病院やかなりの家庭に普及が見られましたが、皮膚表面下の痛み・麻痺に対する改善効果はあるものの、使用中のピリピリ感や、体内の奥深い痛みは取れません。
●干渉波とは
1.片方の導子から1200Hzの電流を出し、もう片方の導子から1100Hz~1199Hzの電流を出すと(スクランブル通電法)、体内の奥深い所でぶつかり合い、今まで私たちが感じたことのないような、特別な刺激(1~100Hz)が発生します。電流と電流が、互いに干渉して、新しい刺激が生まれるため、専門的には「干渉波」電流と呼ばれていますが、体内の深い部分から波のような運動感が起こることから「運動波」とも、また生体内から泉のように刺激が湧き出てくることから「生体波」とも呼ばれています。
2.干渉波(電流が干渉し合って作る波)は電極のプラスとマイナスが交互に切り替わるため、クローバー型の電流波が常に回転して、ほぼ円形の状態になります。